同人小説制作日記+絵師とキャラデザの話 2月2日

昨日はイベント参加して疲れたので、記事を書くのを途中で止めてしまった。なので、きょうに回す。
***

2/2 コミティア107に参加。絵師のあちゅみ杏仁に売り子を手伝ってもらう。合うのは秋以来数か月ぶり。コミケでは同じ空間内にいたが会わなかった。

売れたのは二冊。ゼロじゃなかったし問題なし。

サークルスペースで、手の空いた時間に次回作のイラストについて話し合う。

「どうしよう?」と聞いてきたので「どうしよう」と返す。

結局、とりあえず絵をかいてもらう事にした。

絵師の方はというと最近は絵を描かずに提督さんをやっているようで、シャーペンを触るのが久しぶりらしく、「シャーペン握るのが久しぶりでなんか変」とのこと。

しかし、自分としては高校時代の頃の絵師の悲惨な絵を見ているので、普通に上手いと思ってしまうのだが、納得できないらしい。



とりあえず組織に所属してるから、魔法少女と言っても、お話の世界では季節、冬だし。厚着でフリルとか、リボンとか露骨な要素を薄めてほしい的なお願いをして、絵師のイメージをプラスしてラフを書かせたのだが軍服っぽくなってしまった。ミリタリー臭が強すぎる気がする。

パッと書きあげたのをみて「なんかス○ライク・ウィッチーズみたい」というのが絵師と私の共通の感想でした。

まあ、ミリ系のアイディア出したの俺だけど。帽子とかについては絵師からの提案。



なので、一旦、服を消しゴムで消して、コート風にしてもらう、やっぱり魔法少女のコスっぽい感じにはなっていない。魔法少女とわかりつつも、既存とは違う感じになるようなコスチュームは難しい。

顔立ちなどはまだ決定ではないので、あくまでもイメージである。表紙になる頃にはまたデザインが滅茶苦茶変わることもあるので、そこら辺はご容赦を。



他のキャラも、イメージを練っていく。イメージを伝えるのは難しい。なので具体的なビジュアルイメージを説明するときにイベントカタログの他人のサークルカットを指し示しながら説明。こういう時サークルカットは案外使える。

でも、なんかしっくりこない。ので、また別の機会にキャラデザを詰める方向に。

絵師からも「お前の言っている内容だと萌えキャラに落とし込むのが辛い。萌え絵描かしてくれるって言ったじゃん」などとのたまわれる。

元々あったイメージとずれてしまったので、脳内イメージが余計とっ散らかってしまったらしい。スマン。

仕方ないので近いうちにシナリオのアウトラインとキャラの設定資料集用意する事にする。プロットというか、話の要約を書かなくては。

撤収の間際になって、同人サークルS.o.Nの中の人でtwitterのフォロワーさんの獏八重樫さんらしき人ががあいさつに来る。(サークル名は聞いたが名前は聞いてなかったが多分そうだろう。間違ってたらゴメンナサイ)。

ブロマガいつも読んでますなどと言われて、嬉しいやら恥ずかしいやら。基本コミュ障なので他のサークルと交流を持ったり、挨拶したりというのをやったことが無かったのでビックリ。

そして『月花に捧ぐ』という本を頂く。恐縮です。パラパラ読むと、俺より数倍文章上手い……。文章作法もしっかりしている。そしてちゃんと話をまとめる能力があるなというのが第一の感想。

長編書けるってことは、飽きずに続ける訓練が出来ているという事でその姿勢に尊敬。

悪くはないし面白い。だけど難点というか引っかかったのは、描写が余計と言うか、ちょっとクドイというか……、無駄というか文章を削っても意味が通る部分が所々見えて、ストーリーがぶれてしまっている感じがする。

もうちょっと文章削って話をスッキリさせて、場面場面にフックを入れれば、かなり良いものを書けると思った。

まあ、人の作品にどうこう言える立場じゃないし、下手に批評すると、欠点は無くなったけど最終的に美点も殺してしまって大人しい作品になっちゃう怖さがあるので、細かい感想はここでは言いませんが、俺が凹むくらいには、文章書けてます。

精読じゃないので、勘違いもあるかも。後でじっくり読ませていただきます。ありがとうございました。

自分も五月に新刊出せるようには頑張ります。

そういう事で絵師の為にアウトラインとプロットの要約とキャラの設定資料を作ることにする。今週中にどうにかなればいいのだが……

要約ってのも上手くやらないとバランスが悪くなる。理想としては、縮小コピーをかけるようなバランスで、文章をまとめるって技能が必要なんですよね。

逆に完璧な要約が作れれば、肉付けするだけでいいので、ある意味で話が完全にできたも同然なんだよねぇ……