同人小説制作日誌 3/5・3/6

3/5
原稿三枚。

3/6
役所に行く用があったので、休日を取る。
午後の空いた時間に絵師のあちゅみ杏仁と会って、表紙について話を詰める。

同級生で地元ッティーなので、こういう時助かる。両方とも気づかいゼロで、どっちも主導権持たずに話を進めることが出来る。

自宅に呼んで三時間ほど話をするが。かなりコスチュームデザインに苦しみ悶えていた。

魔法少女でも、戦闘と防寒というテーマを組み込むだけで、派手さとかが滅茶苦茶失われるらしく、魔法少女的なものに落とし込むのが大変らしい。

それに加え、キャラのビジュアルイメージも顔立ちも俺の考えるイメージと差異があるわけで、それを詰めたり、絵のスタイルに関しても、同じ言葉を使っていても、同義ではないので、こっちとしてもいろいろイメージを伝えるのが大変だった。

結局、表紙に関しては詰められたのか詰められなかったのかは判らなかったが、これから制作に入ってくれる。かなり酷な作業にはなると思う。

俺も絵師も、いくつも礼を提示したりできる量産型みたいなタイプではなく。一つの事で精一杯というタイプなので、急な方向転換という訳にはいかないわけだ。

とりあえず、入稿締切は四月後半なので、今は初稿を三月に仕上げられるよう努力するしかない。青写真や取らぬ狸の皮算用はしている暇がない。目の前の事をこなすしかないのだ。

絵は出来ないのでさすがに外注だが、締め切りが近くなると、できる事は自分で全部やるという同人の醍醐味を味わえるようになるのは非常に楽しい。さすがに絵は出来ないので外注だが、運のいいことに身近に絵が描ける人がいるのでとても助かっている。