ジャンクなタイプライターを手に入れた話

これは何でしょう? うちのブロマガの読者ならおおよそ見当はつきますね?


そう。タイプライターです。



別々の日に競り落としたやつなんですがタイミングよく我が家に同日やってきました。状態はどちらもジャンクです。



ホコリが酷くキーボードが読み取れないレベル。黄ばみか、ただの汚れなのかわからないので後でクリーニングしよう。



一応カナタイプなので積もった汚れからうっすらと、キートップカタカナが読み取れます。



トップカバーを持ち上げ、タイプバーを見てみるとサビとホコリが酷い。一応キーは反応するが、動きが……サビ取りと注油が必要な感じ。



底は接合部に錆があるくらい。クリーニングをすれば使えそう。
こっちは綺麗にして注油すれば、実用までもっていけそうです。

でもって、もんだいはこっち。





Remington 5 のstreamline(流線型)以前ご紹介したことのある、Remington Potable model 5 のマイナーチェンジ版です。面倒臭いのでここでは詳細を控えますが丸型と角形ってくらいの違いです。



プラテン(排紙ローラー)これは普通ゴム製なのですが劣化して剥がされたのが謎の厚紙かコルクっぽい心材的なものが装着されています。多分、以前の持ち主が応急処置して使っていたんでしょう。ネットで調べると熱収縮チューブや車のラジエターホースで代用可と書いてあるんで、後で外して修理しようと考えてます。


なによりも、キャリッジのコートが切れてる。このせいでキャリッジの動きがおかしいし、スペースバーが利かない。ここをどうにか直してから、破損状況を再確認だなぁ。素人だけど、出来るかどうかやってみよう。出来なかったら専門店かな。



それ以外は、相応な見た目。程よく錆や、グリースやオイル由来の油汚れがぽつぽつ存在したり、ラッカーの剝がれが見受けられる程度。



とりあえず、時間が出来たら、こいつを自力で修理してみようと思います。上手くいきそうだったらここにレポートを書きます。



さて、話変わりますがプラテンが茶色なので、インクが裏移りした文字がチョロチョロ身受かられるんですよね、このタイプライター。なので、何が書いてあるかちょっとだけチェック。
文章の癖を見るとモノホンの英語ネイティブの方が書いたらしい。

でもね、裏移りしている文字でよめるのがさ、"Charlotte is sex god"(シャルロッテはセックスの神、それともgoodのタイプミスか?)だったりするんだよね。元々の持ち主はエロ小説か何か書いていたのか? 私、気になりますw。



他には Daniel Watts? なる人名的な物。 Dearの文字も読み取れる。元の持ち主の名残がありますが、何に使っていたのかは、想像するしかありませんが。

まあそんなこんなで、こいつの修理は優先順位的に、同人誌が作り終わってから本腰って感じですかね。何か月後かわかりませんがチビチビできる事をやってみます。