ちょっとしたくだらない思い付きについて

最近、日本語教師と言う仕事柄、試しに趣味の範囲で日本語の授業の動画作って配信するの楽しそうだな。と言うロクでもない思いつきをしてしまって、色々調べています。

多分やれたとしても、半年後くらいかな……。一応冬にパイロット的な動画二つ(自己紹介)と(こ・そ・あ・ど)つくってみながら、続けるかどうか考えようと思っています。続かなそうだったら、何事も無かったように振る舞っておしまい。

それとは別にオタクネタで、似非インチキ講義みたいのをニコ生かなんかで配信したいとも考えています。こっちはやるかわからないけど。同人誌制作の兼ね合いとかも考えながらだからね。

一応、ホワイトボードと必要な機材だけだったら、今自分の所持している物と組み合わせれば二万程度で、最低限の設備は出来そうな感じ。

ただ、カリキュラムと授業計画を組んでみて別のコストがかかることが発覚。

中級・上級になれば、語学の授業って準備をあまりしなくていいんです。言葉をある程度理解できるわけだし、テキストの項目とか内容を、会話と黒板使えばどうにか進められる。レベルが上がれば上がるほど授業スタイルは国語教科っぽくなっていくのが、日本語教育。上級になれば、大体日本語が通じちゃうので、小難しいことばを使わなければコミュニケーション取れますから。

問題は語学の初級を配信する場合。絵教材が必要なんだ……

語学教育の場合、色々な教授法(教え方)があって、みなさんが中学・高校で英語を勉強する時のやり方は英文と日本語の翻訳を比較しながら勉強する『文法訳読法』自分の母語を噛ませることで高度な文章を短期間で覚えられる利点があるけど、欠点として会話、日常表現、コミュニケーション能力がおろそかになりやすい。

語学学校で教えるのは『直接法(Direct Methods)』全部、目標言語(習得するために勉強する言語)をだけで指導するため、会話、最低限のコミュニケーション、言語感覚を身に着けやすい利点があります。反面高度な内容を覚えるためには、時間がかなりかかるのが欠点。

この場合、学習者の母語は授業では一切使わないので、初級で言葉を教えるとき絵カード・絵教材や映像・音声教材が必要になってきます。

例)

これは、『みんなのにほんご 初級II』 と言う教材のなかの『急ぎます』と言う単語の絵カードです。

授業で使う時は先生がカード持ちながら
先生:「この男の人は走っています。何でですか?」
学生:「女の人が待っています」
先生:「そうです。約束の時間がもうすぐです、走らないと間に合いません。だから間に合うように走ります。『急ぎます』皆さんも言ってみましょう」
学生:「急ぎます」

みたいに教えます。


こっちは英語の宇宙飛行士とスペースセンターの絵カード。子供用。
「『宇宙飛行士』はロケットに乗って宇宙へ行って、宇宙の事を調べたりする人の事です……」とかいう感じの事を英語で教えるんじゃないでしょうか?

実際、誰かに言葉を指定して絵カードをお願いするにしても、3000円(モノクロ)か5000円(カラー)は最低ラインだよなとは思ってはいます(正直安すぎる気もしますが……)。契約の扱いとしても同人扱いということになるとおもうので。

いつも同人で組んでる絵師は、この時期はコミケ原稿があるため、頼めないんで。ちょっと試しに普段と違う人に頼みたいな……ってのがあります。ワープアで金が無いので現時点で払えるのは最大20000円が限界かな。

頑張れば無料画像と、自分の絵心のない落書きで済ませられるんだけど、具体的にビジュアルで示さないといけない奴は金をちゃんと払わないと良いものは出来ないですからね。

実際に、授業で使っている教材を流用してもいいんだけど、著作権的に怒られそうなので、なるべく、自前で教材を作ったりしながらやりたいんだ。

誰か、絵教材制作やってみたい人いない? 興味ある人はコメントでも何でもくれれば詳しいこと話しますよ。