マイナー指向

多分、自分は他人よりマイナー指向な人間なんだと思う。変わったことに目が行ったり、普通の人がしないようなことを好んでする。昔からこの傾向は顕著だ。

自分スタイルなんて言えば聞こえがいいが、出る場所を間違えれば『協調性のない糞野郎』である。だから、独自性をアピールできない様な場所にいると淘汰されてしまう。だから、常識や、同調圧力が強い場所は忌避する。まあ、大人になってからは自己責任だけど、生きようとすれば好きなように生きることはできるので、学生時代の息苦しい思いとかに比べればマシな生き方をしているように思う。

最近のマイナー指向の傾向として、輸入物の文房具の類を使う傾向がある。西洋カブレのつもりはないんだが、妙に輸入物の文房具がしっくりくる。原稿の下書きには外国製の安物リーガルパッドを使って、ドイツ製の万年筆で書く(細字のペンなんだけど、日本製のと比べるといい感じに太くて好き。自分は太字の方が字が安定する)。

最近買った文房具と言えばマニラフォルダー(コシのない厚紙で出来たファイル。ハリウッド映画とかで刑事が容疑者ファイルに良く使っている奴。Windowsのアイコンでもおなじみ)である。日本のファイルは紙製もプラスチック製も厚くてかたいし、クリアファイルだと取り出す時に面倒なので、ただ挟むだけで、かさばることのないこいつは、整理整頓が苦手な自分にとっては非常に使いやすかった。ただ、輸入物なので、現地で買うより二倍くらい高いのが玉に瑕。


人と違った感性で生きるというのは、世の中の一般的な同一規格が合わないので、コストがかさんで大変だ。でも、普通じゃない生き方? をするのは何というか、自分そのものなので気楽でです。

世の中にはそういう生き方に対し、ちょっかいを出してくる人間もいるので、それをどうスルーするかというのが大変だったりしますが、そういう奴に限って、言っている事ががコロコロ変わったり、人の価値観を尊重しようとはしないのが多いきがします。まあ多少偏見は入っておりますが……。

きっと私はこれからも、普通じゃない事をし、普通じゃない人と出会い、普通じゃない面白いことをし、普通じゃない何かを続けているんだと思います。

p.s. 書いてて思いましたが『普通じゃない』って言う接頭辞的な文面は、普通じゃないくらい怖い気がします。「普通じゃない怪物」とか「普通じゃない***」ってなんか、得体の知れない恐ろしさありますね。なんか普通じゃないって日本語においてはポジティブ要素よりネガティブ要素が強いんでしょうね。