タイプライターの紹介『Olivetti Studio 44』

オークションで競り落としたタイプライターが我が家にやってきました。その名は『Olivetti Studio 44』ブロマガの写真では光の加減でブルーっぽかったり、グレーっぽかったりしますが、実物はブルーグレーのもう少しマイルドな色合いです。
 このタイプライター。欧米のオークションじゃ、付属品込で状態の良いものは高値で取引されるらしいです。私のは、ケース無し、付属の清掃用ブラシ、説明書云々は全部ない、完全なる本体のみなので、安く手に入れることが出来ました。
 イタリア製。1952年から販売。デザインはマルチェロ・ニッツォーリとジュセッペ・ベッチオ。




 タイプライターには大まかに

 ・デスクトップ(机上用)
 ・ポータブル(携帯用)

 に分けられるんですが。Olivetti StudioシリーズはポータブルシリーズのLetteraなどの上位機種扱いだったらしくセミ・ポータブル(無理やり訳せば、副携帯用?)タイプライターと呼ばれています。特徴として、ポータブルにしては大ぶりで頑丈ということが挙げられます。


中古品ゆえにケース付きではないので、しまう時にどうしようか悩みどころですが、頑丈に作ってありだ、新しめのタイプライターではあるモノなので(と言っても四半世紀は超えてる)多少雑に扱っても大丈夫そうなのが救いです。


フォルムはクラシックなタイプライターのデザインを受け継いだ形。金属製のボディに、キーボードはモダンなプラスチック。ポップな色づかいは親しみのあるオシャレな工業製品って感じもする。戦前の黒くでキーボードもガラス製みたいな重厚な豪華さはないけど、気取らない感じのデザインで好感が持てる。


ノリで、海外の電報用紙を模した用紙を作成してみました。タイプライターを楽しむなら、こういう遊び心も大切。
 もしタイプライターを触ってみたい人がいましたら、MOZA MOZAが参加している同人イベントなどで”MOZA MOZA”のスペースに遊びに来てください。
 多分、意味もなく何かしらのタイプライターが鎮座していると思います。用紙も用意しておきますんで、記念にメッセージかなんかでも打って持ち帰るのもヨロシ。本当は本を買ってくれると嬉しいんだけどね。