次回作予告編『僕はたいした理由もなく君の手を握る』

次回作の制作始まっております。魔法少女ハードボイルドシリーズ『守護者たち』前日譚『僕はたいした理由もなく君の手を握る』
 とりあえず、夏コミ、コミティアの為にでっち上げ作って無料配布した、冒頭二章分の乗った冊子の内容をブロマガ用に構成しなおしたモノを公開します。まだ未完成で、構成や文章的にもおかしな部分、こなれていない部分が多々ありますが、制作途中ということでお許し下さい。
 一応秋口のイベント(コミティア文学フリマあたり)に合わせて作っていますが、制作が遅れた場合、最悪、冬コミ以降のイベントで頒布することになる可能性もあります。一応電書化も考えていますが、実行に移すかは不明。一応、前日譚なので前作『守護者たち』を読んでない人も楽しめるようになっております。
 ただいま製作中なので、どうぞお楽しみに!



■あらすじ

―ある日、とある魔法少女が何者かに変身中に狙撃され殺害された。
 それをきっかけに組織化されていた魔法少女たちは対立し。戦いは激化し血で血を洗う事態にまで発展していった。
 この間まで、魔術を研究する学生だったアリサも召集され、魔法少女として戦場に駆り出される事となった。状況は時間が経つにつれ悪化して次々にいなくなっていく友人たち。少女たちは日に日に感情をすり減らしながら、誰もが先の見えない戦いに身を投じていた。
 時を同じくして、魔法少女の使い魔となったカルナもまた、この争いに巻き込まれる。魔法少女の主従契約の名のもとにボロ布のように使い捨てにされる仲間たち。理不尽な怒りは憎しみに変わっていく。
 誰が、何のために戦い、何を守るのかさえ分からないまま、皆が争いに身を投じていく。幸せな日常を取り戻すことを願って……。
 あの時、魔法少女たちの身にに何が起こったのか?
 無情にも運命に翻弄される魔法少女と使い魔たち。それぞれが見つめた争いの果てにあったのは……