タイプライターの紹介『Remington Portable Model 5』




どうも、最近懐古趣味に拍車がかかっているしーざーです。別に古いものが好きなわけではなくて、デザインが優れているものが好きで、いいと思ったら年代を問わず愛好するオタク精神のようなものです。

今年の夏に入って、新しい中古タイプライターを入手しました。今回紹介するのは、レミントン・ポータブル・モデル5です。このモデルはいくつかバリエーションがありまして、これはBoxy(箱型)と言われるモデルです。まだちゃんと動きます。



パッと見、皆が思い浮かべるデザインのタイプライターと言えるのではないでしょうか? このタイプライターは発売年が1932年のモノで当時の価格は調べたところ$65で売られ始めたようです。

私が持っているタイプライターで一番古いモノです。タイプライターの構成はこのころにはほぼ完成していたと言って良いでしょう。このモデルだと赤いタブキー(表作成キー)がパラグラフ・キー(段落キー)と呼ばれているといったような違いはありますが、それ以外は普通のタイプライターとなんら変わりません。



状態は、並と言ったところ、さすがに経年黄ばみや、くたびれた感はありますが、キーの引っ掛かりは無いし、まだ十分使用可能で見た目もとても素敵。



実際このポータブルタイプライターは、ポータブルの逸品の一つであり、当時のタイプライターとしては、キーが軽く(実際とても軽い)さらに音もそれほどうるさくないという事で、学生や大学図書館などで愛用されたそうです。



個人的にはハードボイルドな雰囲気に似合いそうなので、時々これを見ながらニヤニヤしております。今回はこんなところでお終いです。ではまた次の記事で!