たまには阿呆なことを本気でやるのも非常に楽しい。

同人原稿が進まないので、出来ることを探しているうち、ネットで日本語授業配信とか考えて準備していたらハマってしまって、着々と準備を進めております。趣味でやっているので準備はマイペースです。
 授業するにも既存の教科書使いながらの授業は著作権的にリスキーなので、こんなかんじで自分で教材制作してます。これはカナ文字の練習用素材。教科書的なのは授業ごとのプリント形式で制作予定。


こういう所で、同人で培ったノウハウが活かせるので、さらに作業が捗る好循環。オリジナルとはいえ先人たちが培ったお手本があるので、それにのっとっていけばある程度形になるのがうれしい。
 その点オリジナル小説は、書いてるうち脳味噌のストックが付きますからね……。
 これも一種の二毛作の様なもので、飽きたら同人原稿やって、モチベーションが戻るまでは動画制作をストップ。またモチベーションが戻ったら同人原稿って感じで回そうと考えてます。ダメそうだったら即プロジェクト凍結。何事も無かったようにすればオッケーだし。たぶんPV数も最初のうちは非常に少ないだろうし。
 まずはやるだけやってみて、上手く回せるようだったらマネタイズとか考えられたらいいな。ってかんじだね。

あくまでも趣味で日本語を楽しみたい人の為の動画という方向にして、大学進学とか日本語能力試験とかを一切意識しないようにしたい。それに、一方的な配信だから、会話、発音みたいな母語話者のネイティブチェックが必要なものは出来ないだろうしね。そこら辺ちゃんと学びたい人が留学するなり語学学校行って学んでください的にできればいい。まあ、予備校のサテライト授業のように見て満足してお終いにしちゃう人が多いだろうし。



ホワイトボードも思い切って買っちゃいました。最初はコスト面でベニヤにチョークボードペイント(塗ると黒板になるペンキ)を塗って、限界までコストを抑えようかとも考えたんですが、チョークは粉が飛ぶし、掃除が大変なので、最終的にホワイトボードの方向へ。
 黒板の方が反射が少なくて、動画撮影には向いているんですがね。いまだに学校で黒板が使われているのは、ホワイトボードに遠くからでも反射しないので文字が見やすいし、大教室でも文字の視認性が高い為なんですよね。
 ペン用のブラックボードもあるにはあるけど、消せるペンのモノがほとんどないんですよね……。あっても特殊な奴でコストがバカにならない。一般化するにはまだまだ。
 最初は1200x900㎜にしようかと思ったんですが、思っていたより小さかったので、1500x900にしたんですが、思ったよりも板面は小さかったかな……。1800㎜でも問題なかったかも。教室向けだと特注ですからコスト考えるとシャレにならんし一般家庭に置き場所はない、という事でこの板面がコスパ的にも家庭におくにも無難かなと悩んだ上に出した結果です。これは中国製で5000円のアルミ製、ホーロー製になると重量が15㎏以上になるため設置が一人で出来ないし。まあ、値段相応のクオリティですが、今の所満足。

教卓も、マジモンの学校用の奴買うと三万するし、高さのあるスピーチ用演台もバカみたいに高い。普通のテーブルだと高さが足りないと言うので悩んでいたら、スチールラックで代用できるという事を知り、 スチールラックと90㎝ポールとラック用のウッドシート買って用意。こういうのは置き場所に困るので分解できて片づけられるのが何よりもいい。

こういうのは本来の用途が賄えるだけで十分だしね。

大体教卓は8000円位ででっち上げ。
 ホワイトボードマーカーはインク交換が可能なパイロット・ボードマスターの極太五色(黒・赤・青・オレンジ・緑)と太字丸芯の授業の基本三色(黒・青・オレンジ)。色弱色盲対応の為、赤の代わりにオレンジを使うのが自分のこだわり。取り換え用のカートリッジとボードイレイサ―とかまとめて4000円位。

それ以外に初期投資で必要なものはありがたい事に、自分の所有物で賄えそうです。ビデオも、昔買ったのがあるし、マイクもオーディオブックやろうと思って挫折した際に、購入してあったのがホコリかぶっているがあるし、最低限の投資で、形にはできそう。沢山の動画の中に埋もれるのはわかっていても、やるだけやってみようと思う。

 一番の問題は、俺自身が講師となって授業するわけだが、学生の反応はないし、カメラ相手だから、喋りが途切れたりするとリカバーが教室授業と違ってとりにくいのと、カメラ意識した動きが上手くできるか。って点。まあ今のうちに練習しときます。

 本気でバカなことをやるのは楽しいね。まだスタートラインにも立ってないけどね(笑)