何事も前より良く出来てれば十分さ

自分は、何事も前よりよく出来てればいい。という考え方をしている。

何事も完璧にこなしたり、どんなことでも一生懸命じゃないと許せないという人もいるかもしれないが、全部の事に全力投球するのは疲れてしまうし、身体にも精神的にも悪い。

普通に生活してても、嫌な事やストレスがたまることがいっぱいなだから、気張って無茶してがんばるよりリラックスして、普段のパフォーマンスが高くなるような生活をした方がマシだと思うのだ。

世の中には気持ちを奮い立たせて熱くなったり、煽ったりする人がいるがそういう人を見ると、何故だかわからないが自分は急激に醒めてしまう。死にやしないのに、何でそこまで必死になるんだ? トラブルとか締め切り前とか緊急事態ならともかく、って感じで。

完璧になんでもこなす人や異常な集中力を持つ人を見ると、頑張ってるなという感想よりも、大きなお世話かもしれないが、良くストレスがたまらないな。とか生活が破綻していないかな。とか、ちゃんと休んでいるのかな。ということが心配になるのだ。

でもごく僅かだが、そう言ったことを破綻させず、好きな事だからやっているという感じの、他人から『化け物』扱いされる完璧超人とかもいる。そういった人に対しては最大限の賞賛を浴びせる。そう言った人はいい意味で個性ある変人が多くて一緒にいて飽きない。

自分は、どんなに調子がよくても、長時間の夜更かしはしないことにしている。最低でも6時間睡眠はしたい。休みの日なんかは8~12時間位、余裕で寝れる。丸一日ベッドの中で何もしていないのが苦にならないタイプだ。最近は時間が勿体ないのであまりしないが……。

人間、毎日うまくいくわけがない。気分が落ち込んだり、病気にもなる、思わぬところからとんでもないトラブルだって舞い降りる。意味も無くパフォーマンスが劇的に下がることだってある。だから、これくらいできれば満足という基準を自分で作ってしまう。五年、十年単位の長期には高い理想や目標を掲げるが、普段は、大体六~八割上手くいけばどうにかなるように、考えながらやっている。

時々うまくいかなくて、方向転換を強いられるときもあるが、焦るとドツボにはまるタイプなので楽観的に行く。運も根性もないタイプなので、自分にはこういう生き方があっている気がするのだ。時々、他人から超マイペースと呆れられるけどね。