文章をでっち上げることについて

特に書くネタが無い。

まあ、でっち上げようとすれば、まとまった文章というのはでっち上げられる。これは訓練すればだれにでもできるものである。ようは、大したことのないネタにたっぷり肉づけをするのだ。なので中身はない。この段落だと基本的に自分が言いたいことは『まとまった文章というのはでっち上げられる』ということのみで、後は削っても構わない贅肉の様なものである。まあ、骨だけだと味気ないので、ちょっとは文章に肉は必要なんだけど。

とはいうものの、過剰に装飾をすると、パッと見うんざりするので、長々と書くのではなく数行にまとめるのも大事だ。文章というのは日本語に限って言えば、どちらかというと短い方がいい。

要はバランス感覚の様なものである。書き慣れてないと「___は____だった」という、単調で短い文章か、逆に装飾過多な文章を書く傾向がある。

とりあえずそういう時は、結論(もしくは自分が言いたいこと)を最初に言ってしまうといい。そのあと、何故そう思うのかという事を肉付けすれば、立体的な文章が出来る。最初のうちはポジティブな文章より、ちょいネガティブな文章だとやりやすいと思う。『~は嫌いだ……』という感じで、ちょっと文句を言う感じで文章を組み立てるといい。

ただ、ネガティブでも攻撃的にしない事。人に見せるような文章だったら、本音っぽく共感を誘うように描くと上手くいく。慣れてくれば、だんだんポジティブな事も書けるようになってくる。

しめるときは「~だから……である」という風に書けば、締まって見える。

そうやって行けば、それっぽくでっち上げられるはずである。つまり私は、書くことが無いので、なんちゃって文章の組み立て方(本論を組み立てることに関する記述が少ないという問題のある)をでっち上げてみたのである。