【エッセイ】定期的に虚しくなる症候群

まずは挨拶代わりに、コミケお疲れ様でした。どうだった? と言われたら良くもなく悪くもなく……あ、でも、昔よりかは微妙によくなってるかな? 程度ですかね。

でも、毎回イベントになると、自分がちっぽけな位置存在でしかないのを実感してしまうので「このままでいいのかな」とか「今はいいけと、歳を取ったらシャレにならないよな」といった漠然とした不安感に苛(さいな)まれるわけですよ。

割と劣等感に苛まれてきた人生歩んでいたので、大したことをやっているわけじゃないんだけど、やっと最近、自分のやってきたことがどうにか他人様に見せられるようにはなってきたかな? と疑問符付きではあるけれど、少しだけ自分を誇れるかなレベルまで持ってけるようにはなったけど、どこか自分を卑下してしまうんですよね。

あまり思い出したくないけど、結構シャレにならないレベルで酷いこと言われたり、嫌な目にもあってきたので、どこか醒めている自分というのがあるんですよ。いいか悪いかは別として。

冷静に考えれば、『先が見えないことに対する漠然な不安』でしか無いはずなんですけどね。だからといって成功したり、いいことがあったら満たされるかというと、多分満たされないんじゃないかなという確証ではないですけど、なんかそんな気がする。

結局は久しぶりにすぐそこにある気にもしていなかった『現実』を切実に認識しちゃったってだけなんですけど、歳を取るにつれ嫌な焦りが……。

大した取り得もないわけですが、いつ、どこで、何が評価されるかわからないから淡々とやってくしかないんですが、時折それがとても虚しくなるんですよね。このまま続けていたってどうなるわけでもないじゃないかってね。ただシャレにならないくらい冷静な分、筆が進んだりするんですけどw